内診

によって、そのかわりとすることは不可能ではありません。
はじめは気が進まなくても、担当医とコミュニケーションが進むうちに、内診の必要性がよく理解できるようになり、内診を受けることに抵抗がなくなるかもしれません。
どうしても、気が進まないのであれば、無理をする必要はありません。その気持ちを医師に率直に伝えてください。

“内診台で、何を診察しているのか内診台で行う検査にはいろいろありますが、子宮ガン検診で、内診を受けることになった方がもっとも多いのではないかと思います。


内診をするとき、医師は患者さんの睦の中に指を差し入れ、もう一方の手で下腹部を押さえます。このように両手を使うことから、内診のことを「双合診」ともいいます。この内診によって、子宮の大きさや位置(前屈、後屈など)、卵巣の大きさを知ることができます。また、子宮を前後・左右に揺すってみ「あの内診台での診察が、とてもいや」という声をよく耳にします。たしかに、これだけいろいろな検査機械が開発された今なら、内診を行わなくても、ある程度のことはわかることもあります。しかし、女性のからだの中
で起こっていることを知るために、内診はとても大切な役割をもっているのです。
伽遍内診台における診察の必要性さまざまな検査機械が開発されても、内診台で診察しないとわからないことというのは、存在します。


しかし、注意深い問診や経腹法による超音波検査、他の検査データなどを総合することることによって、子宮に周囲との癒着があるかどうかを知ることができます。
子宮筋腫があると、まず子宮全体が大きくなっていますし、筋腫の大きさと位置によっては、筋腫そのものの大きさやかたさについて知ることができます。


また、子宮ガン検診には子宮頚部の細胞診と子宮体部の細胞診の二種類があります。体部の細胞診は、子宮内腔の長さや向きを調べる「ゾンデ(消息子)診」も兼ねています。


子宮内腔の長さは通常七センチなので、この長さの経過を追っていくことが、子宮筋腫の経過を見ていくうえで、参考になります。
蝉内診台で行われる、その他の検査それ以外に、必要に応じて行う検査には、おりものの検査や、経睦法による超音波検査があります。
おりものの検査は、自覚症状がある場合だけでなく、下腹痛の原因究明の一環としても、しばしば行われます。