診察日
先日は、認知症の父の医大の精神科の日でした。
先生に、この前NHKで認知症の番組の事で話しをしたした。
この分野に進む医師は儲けが少ないので成り手がないとの事でした。
まぁ、皆さん、多分の人が楽してお金が欲しいのは人間の常。
でも、中にはお金は二の次、三の次の偉い人もいるのですね。
どうも、たぶん?先生も見ていたようですので、
私:先生はアルツハイマ、専門で?
先生:えぇ、長い事、これ一本できましたので。
と、言うたので、私と娘は、ある程度分っていたけど、またまた安心しました。
テレビに出て、色々と医療関係を訴えていた人達の事を思うと
私も、一日でも早く専門医の改善される事を願うばかりです。
先生は、私にはいつも優しくて、時間も与えてくれて聞いてくれるので、
聞きたい事などがある場合は、ホント気楽に話せますので助かります。
認知症の先生には、T先生みたいな性格の人が増えれば患者さんも良くなると思うこの頃です。
ホントに、私は運が良かったと、つくづく思います。
先日貰った金魚も、今のところ元気に泳いで、
エサも食べてくれるので安心してます。
私も金魚に負けないぐらい、食事の時は沢山食べています。
病期分類として、FASTとよばれるものがあるそうです。
FASTは、アルツハイマー病の病期を日常生活動作の障害の程度によって
ステージ1〜ステージ7までに分類しています。
<ステージ1 正常> 〜正常範囲〜
主観的にも客観的にも機能低下は認めない
・5年〜10年前と比較して、変化は全く認められず支障をきたすこともない。
<ステージ2 年齢相応> 〜正常範囲〜
社会的に活動性、実行力の低下を認めない
・物の名前や置き場所を忘れる。
・複雑な仕事をしたり、社会生活に適応していく上では支障なし。
・多くの場合、正常な老化以外の状態は認められない。
<ステージ3 境界状態> 〜境界期〜
客観的にみて社会的場面における機能低下が認められる
・日常行っている作業をする上では支障なし。
・熟練を要する仕事では機能低下が同僚によって認められる。
・重要な約束を忘れてしまうことがある。
・新しい場所への旅行は困難。
・日常生活(買い物、家計の管理など)では支障なし。
<ステージ4 軽度> 〜初期〜
日常生活の複雑な場面での実行の欠如
・仕事、買い物、食事の準備、家計の管理などに支障をきたす。
・日常生活では介助を要しないが、社会生活では支障をきたす。
(※この時期になって家族が気づき、病院を受診することが多い)
<ステージ5 中等度> 〜中期〜
日常生活における基礎的な場面で手助けが必要
・適切な洋服を選べない、買い物が1人でできない、入浴で手助けが必要になるなど
日常生活で自立できなくなります。
・自動車を適切かつ安全に運転できなくなり、事故を起こすこともある。
・妄想や幻覚、睡眠障害などの周辺症状が現れてくる。
<ステージ6 やや高度> 〜中期・後期〜
自立機能が低下し日常生活で常に介助が必要
・着衣、食事、入浴、トイレなどに介助が必要。
・服を正しく着られない、入浴が自立して行えない、失禁など。
・身近な人の名前や顔を忘れる。
<ステージ7 高度> 〜後期〜
日常生活をするうえで全面的な介助が必要
・歩行や着座が困難になり、寝たきりに近い状態になる。
私の父はステージ4かな。