精神さん

こういう言い方が、良いかどうか知らないですが、精神疾患のある方、もしくは精神障害の域までわずらっている方を、精神さん と呼んだりします。

高齢者の方にも精神さんと合併の方は結構居ます。
医学の常識では知りませんが、我々介護屋の世界では、「ご本人が、苦しんでいなくて、周囲の方々が多大な迷惑をこうむっていない」場合は、把握、観察はしますが、積極的なアプローチはしません。

多いのは幻覚、幻視、幻聴のたぐいでしょうか。
統合失調症の慢性化のある方は、独語とかね。相手が居るようです。その場所に。でも、普通にしゃべってる。特殊な能力があるとご本人が納得されている。こんな場合は、無理やり精神薬で、幻覚、幻視、幻聴を消したりはしません。

精神薬が脳や身体に及ぼす影響は、良くも悪くも大きいので、精神薬に馴染みのない世代の人には出来る限り使いたくないし、それに頼って、症状や、迷惑行動を止めたりしようとする事は、私は駄目だと思ってる。

認知症の症状と、精神さんの症状は、明らかに違うので、見れば(我々プロなら)大抵見分けが付く。

これから増えると思うよ。認知症もあるけど、精神さんの症状がある人。

以前危険な状態になったので、入院した方があって、戻ってきたときに、人間が豹変していたという方があった。ドンドン施設の医師も落ち着かせる精神薬を追加するんだけど、徘徊も止まらないし、毎日数回は棒が倒れるようにばたん!と転倒するしで、危険で、見ていられませんでした。ご本人も凄く気が荒くなっていて(元々気が短い。軍隊調の頑固親父)些細な事で、取っ組み合いを始める。

その方が、全身に発疹が出て、ようやく「精神薬の乱用で薬害だ」と言う事が分かった。
それで、調整をしたら、ころっと元に戻った。

めでたしめでたし、精神薬を飲ませすぎた医師が悪い、施設が悪い で終らないところが難しい。

認知症の方は、脈絡ないところがありますし、理屈が通じないので、困ることがありますが、まあ、しばらくすれば忘れてくれたり、当方がアプローチの研究をすれば、穏やかに暮らしていただける事が結構ある。

半端な状態の人、これが、本人も辛いし、当方も大変。

その薬害だった人(男性)は、昨夜、女性ご利用者を殴ってしまった。
良く良く本人に聞くと(脳梗塞の後遺症で、言語障害が激しく聞き取りにくいです。私は、言語障害のある人と話すコツは持ってますが。本人さん興奮してるから、分かりにくかった。)「ある女性が、自分の部屋に勝手に入って、そこらじゅうのものをがたがた弄繰り回して、平然としていた。間違いだと教えて、謝るように言ったが、気にも留めずに行ってしまい、失礼である。謝りに来い。」と言う事を言っている。

彼の主張はちょっと偏屈だけど、正しいですな。
ところが入って弄繰り回して行った人は、若くしてアルツハイマー病を発症した方で、どんどん症状が進んでいる。日常会話も成立しない。自分が覚えている気に入ったフレーズを何パターンかいつもいつも繰り返している人です。楽しそうにしている方で、それはそれで、良いのですが、たまたま入った部屋が、頑固親父さんの部屋で、まずい事に、職員が発見するのが遅れた。

この女性も結構気が強いんで、取っ組み合いになっちゃったみたいです。

しょうがないから、頑固親父さんの方の興奮が収まるまで、とにかく「傾聴」して、収まったら、「あの奥さんは、頭の病気で、何も分からなくなっているので、あなたの部屋だと思わなくて、間違えたのです。そういう人をそのままにしていた職員が悪かったので、ごめんなさい。奥さん本人は、頭が駄目だから謝りに来る事が出来ません。私たちが気をつけますから、ご容赦下さい」と、言いたかった。

一生懸命「傾聴」しながら、収まるのを待ったのだけど、認知に障害なしではないから、収まらないの。エンドレスで興奮しちゃう。
私は、こういう時はとことん、付き合ってみようと思っていたけれど、大声も出す訳で、興奮も高まる訳で、昨夜の責任者の方が、「興奮するから、離れて放って置いてみてください」と判断したので、離れました。

確かに「諦めて」静かになりましたが、「奥さんが、私に対して失礼な事をした」事は根に持って覚えています。謝るまでしつこく奥さんを探すでしょうねぇ。同じ様な事、薬害だった頃、頻発していましたから、全く認知に障害がない訳ではないし、行動が爆裂なので、認知症の専門棟に居ていただくしか手段がありません。

素人じゃないから、それは、分かる。

薬害だった人は、私に訴えている時に、かなり細かい事まで、(勿論どんどん話が飛ぶんだけど)昔の苦労話をしてくれました。「やっと病気が治ったと思ったら、こんなところに入れられて」と言う意味のことを話され、「監獄だ」とも言っておられました。「私は軍隊も監獄も行った事があるが、こんなもんじゃない」とも言っておられる。

つまり、「こんな監獄みたいなところに入れられて、黙って耐えているのに、失礼な奴が(アルツハイマー病の女性)失礼な行動をして、謝らない。黙って耐えているのに、ひどすぎる。せめて謝りに来い」と言う訳です。

これ、正しいよねぇ?
正しいけど、ぶん殴っちゃうんだよね。
職員に敵対心が向くなら良いです。私に向かってくるなら良い。「おい!○○さん!私、何か悪い事をしたかい?何であっても手を出しちゃ駄目だ」と言うアプローチと、認知に障害が進んで、彼の逆鱗に触れる行動をする可能性が高い人が、彼とふたりきりになる状況を作らない しか、手段が無いんだけど。。。

とことんやってみたかったけどね。
その繰り返しで、得るものがあるかどうか は分からないが。。。朝になったら、けろっと忘れる時もあるかもしれないし。。。今までは、1ヶ月単位で覚えていて、どんどん「坊主憎けりゃ」になっていて、大変だったんだけど、ある程度、薬物の害は抜けてきたので、もう少し何か出来ないものか と思ったりする。

担当制だから、担当でない私が、その頑固親父さんに何かを積極的にすることは不可能なんだけど、認知障害と、精神疾患と、わがままとは、別のものだから、「叩くから隔離(本人、もしくはターゲットを」でないアプローチって、何か良い知恵はないものかなぁ。。。。

内診

によって、そのかわりとすることは不可能ではありません。
はじめは気が進まなくても、担当医とコミュニケーションが進むうちに、内診の必要性がよく理解できるようになり、内診を受けることに抵抗がなくなるかもしれません。
どうしても、気が進まないのであれば、無理をする必要はありません。その気持ちを医師に率直に伝えてください。

“内診台で、何を診察しているのか内診台で行う検査にはいろいろありますが、子宮ガン検診で、内診を受けることになった方がもっとも多いのではないかと思います。


内診をするとき、医師は患者さんの睦の中に指を差し入れ、もう一方の手で下腹部を押さえます。このように両手を使うことから、内診のことを「双合診」ともいいます。この内診によって、子宮の大きさや位置(前屈、後屈など)、卵巣の大きさを知ることができます。また、子宮を前後・左右に揺すってみ「あの内診台での診察が、とてもいや」という声をよく耳にします。たしかに、これだけいろいろな検査機械が開発された今なら、内診を行わなくても、ある程度のことはわかることもあります。しかし、女性のからだの中
で起こっていることを知るために、内診はとても大切な役割をもっているのです。
伽遍内診台における診察の必要性さまざまな検査機械が開発されても、内診台で診察しないとわからないことというのは、存在します。


しかし、注意深い問診や経腹法による超音波検査、他の検査データなどを総合することることによって、子宮に周囲との癒着があるかどうかを知ることができます。
子宮筋腫があると、まず子宮全体が大きくなっていますし、筋腫の大きさと位置によっては、筋腫そのものの大きさやかたさについて知ることができます。


また、子宮ガン検診には子宮頚部の細胞診と子宮体部の細胞診の二種類があります。体部の細胞診は、子宮内腔の長さや向きを調べる「ゾンデ(消息子)診」も兼ねています。


子宮内腔の長さは通常七センチなので、この長さの経過を追っていくことが、子宮筋腫の経過を見ていくうえで、参考になります。
蝉内診台で行われる、その他の検査それ以外に、必要に応じて行う検査には、おりものの検査や、経睦法による超音波検査があります。
おりものの検査は、自覚症状がある場合だけでなく、下腹痛の原因究明の一環としても、しばしば行われます。